不用品や粗大ゴミの処分に苦労した遺品整理の体験談

今年の10月に母が他界した事での遺品整理の体験談ですが、5年前に父を亡くしてからは母は実家で一人暮らしをしていました。兄弟は県外に3人おり訃報の一報を受け地元に戻りお通夜、告別式に出席しましたが遺産の問題などの話会うべき事があまりにも多すぎてパニックになるほど心身共に疲れ果てていました。

特に問題となったのが実家の遺品整理で築50年と古い割には坪数も広く兄弟だけでは手が回らないという結論に達しました。そこで依頼する事に決めたのが民間の遺品回収業者で初めての体験でしたので料金やどういったサービスをやってくれるのかも分からない状況でした。

実家の保存も検討しましたが、最終的には日時は指定せずいずれ取り壊す事になりまずは自分たちでできる事はやってみようと親戚にも協力してもらい実家へ向かいました。家主を失った家はどこか寂し気でもありましたが、驚いたのは思っていた以上に整理されていた事です。やはり母もそう遠くはない自分の身を甘んじ少しでもお世話にかからないようにとの配慮が見受けられました。

ゴミ袋を用意し不用品と使用できる物から分別していきましたが、幼き子供時代の思い出がいっぱいに詰まった家なので写真や賞状、テーブルなど全てが思い出に込められており作業する手を時折止め感慨に浸りながらの重苦しい雰囲気の中での遺品整理でした。

翌日依頼していた遺品整理業者の不用品回収大分エコプラスさんが到着し本格的な搬出作業が開始され冷蔵庫や洗濯機などの大型家電製品やソファ、ベッド、テーブルと次々に運び出されていきました。リサイクルショップへの搬入もどうするかを質問されましたが、自分としては遺品整理ができた事で一つの区切りを付けられた思いが強く母もきっと喜んでくれてると感じたので全て引き取ってもらう形を取り遺品整理は終了したのです。

勿体無い、また使用する時が来るだろうという物を捨てられない貧乏性の性格は母譲りで、粗大ごみや不用品が自宅にもありますが、改めて捨てる勇気も必要と感じましたし部屋のスペースばかり気にしていると不用品は次第に溜まってくることを母の遺品整理を体験してみて初めて理解する事ができたのです。

これから年末に入り大掃除を行う時期となりますが、自宅にも捨てられず物置や押入れに大事にしまってある壊れたノートPCや電子レンジ、庭に無造作に置かれたバッテリーやタイヤなどを一斉に処分する覚悟を母が教えてくれたことになります。

遺品整理の際に見つけた家族写真と子供の頃に遊んでいたボールを自宅に持ち帰り思い出の品として今では飾っていますが、普段から整理整頓しなさいと母から口うるさく言われた事もいい思い出です。

整理する大切さと遺品整理の苦労さを同時に体験できた悲しみの中にも母の優しさを垣間見る事ができた初めての遺品整理の体験でした。

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