福岡から引越してきた女の子

私が小学校6年生の時に福岡県から転校生がきました。

彼女は茶色い髪の毛と瞳で可愛らしく、すぐ注目の的になりましたが本人はあまり笑顔を見せるという事はなかったのです。

席が近くになった事もあり思いきって話しかけてみた所、徐々に仲良くなる事ができました。

最初はおとなしい子かと思っていたのですが、話してみると本当はおしゃべりが大好きな明るい女の子でした。

もともとハーフのような外見から目立つ存在でしたが、私は彼女の方言が大好きでその事も彼女の魅力の一つだと思います。

方言には温かみを感じられますが、特に彼女が話す福岡の方言は親しみやすい上に女性をより可愛らしくみせる事ができるのです。

仲が良くなってくると彼女はますます方言でおしゃべりをするようになりましたが、やはり最初は心細かったようです。

ずっと住んでいた土地を離れなければならないという事は、やはり思春期に差し掛かる女の子としては辛い事だったはずです。引越しの時は家からスマイル引越し福岡さんが荷物をだすのが嫌だったみたいです。

引越しの際に見送ってくれた友達との別れが悲しくて、しばらくはふさぎこんでいた事も後に彼女から聞きました。

私と彼女は馬が合うようで、それから中学校に進学してからも友達づきあいを続けていたのです。

夏休みには彼女のおばあちゃんに会いに2人で福岡まで遊びに行ったりもしました。

ところが中学校2年生の時に私の両親が離婚する事になり、今度は私が他県に引っ越さなければならなくなったのです。

両親が離婚するという事自体もショックでしたが、友達と離れる寂しさや不安で胸がいっぱいだった事を覚えています。

そして彼女もこんな気持ちだったのかと改めて思いました。

別れは本当に辛かったのですが、引越しや転校の手続きなどやらなければならない事が山積みでした。

新しい学校に行く事は勇気もいりましたし憂鬱でもありましたが、彼女が送ってくれる手紙に励まされて通学する事ができたのです。

引越しといっても遠く離れたわけではなかったので、春休みや夏休みには必ず彼女と会っていました。

お互いの家族ともすっかり仲良くなっていたので、お互いの家に泊まりに行く事もよくありました。

社会人になって結婚して時には会えなくなった時期もありましたが、その時々で必ず手紙やメールなどで連絡をとり、お互いがどんな風に過ごしいるのかを報告しあっています。

今年は久しぶりに彼女と一緒に福岡まで遊びに行こうと計画しているので、家事や仕事に追われながらも今から楽しみにしている所です。

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